2025年 シェブロン選手権

勝ったら「バク転で!」池ダイブ? 岩井明愛は惜敗をすぐに乗り越えた

2025年 シェブロン選手権 事前 岩井明愛
岩井明愛は惜敗直後のメジャー

◇女子メジャー第1戦◇シェブロン選手権 事前情報(23日)◇ザ・クラブatカールトン・ウッズ(テキサス州)◇6911yd(パー72)

「自分はあまり引きずるタイプではないので」。今季2回目の1打差惜敗はもう過去のコトにしている。前週の「JMイーグルLA選手権」で米ツアー初優勝にあと一歩に迫った岩井明愛は、気持ちをしっかり切り替えて今季のメジャー初戦へ。1年ぶりに訪れたコースで、開幕前日まで元気よく調整を重ねた。

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今週のヒューストンの宿にはバスタブが備え付けられているという。「それが結構うれしくて。お湯に浸かると身体の疲れの取れ方がやっぱり違います」。練習後に汗を流し身も心もリフレッシュ。小さな喜びも糧にして、すぐに前を向く強さも長いシーズンでは求められる。

2025年 シェブロン選手権 事前 岩井明愛
練習ラウンドで確認。フェアウェイから1Wショット

日本からスポット参戦した昨年はイーブンパー30位。「コースも変わらずキレイ。やっぱりティショットがカギになる」というのが、帰ってきて抱いた率直な印象だ。「きょうは地面がウェットだったので、いつもは届くバンカーに届かなかったりしましたけど、乾いてくると(警戒エリアに)かかってくる。考えながらやらないといけない」。パワーヒッターだからと言って、やみくもに1Wを振れるわけではない。

初訪問のゴルフ場ばかりを相手にするルーキーイヤーの中では、持ち合わせた情報量が多いコース。前回の経験が生きそうで、岩井は「今まで日本のトーナメントでは初めてのコースでも優勝した。だから分からないですね。回れば回るほど難しいというコースもある」と冷静だ。「できるだけ上位に行きたい」という欲とも闘いながらプレーする。

2022年までの会場だったミッションヒルズCC時代から、優勝者は毎年18番グリーン脇の池に飛び込んできた。勝ったらどうやって飛び込む?「バク転、したいですね」と笑った。得意にしているわけではない。なんなら、やったこともない。「やってみようと思ったことがあるんですけど、怖くてできない。でも、ケガをしてもいいんだったら、できるだろうと思ってやってみたい。たぶん、できると思います」。期待されるシーンが、またひとつ増えた。(テキサス州ザ・ウッドランズ/桂川洋一)

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