川崎春花は「全米女子オープン」出場権獲得ならず 「自分のゴルフを磨いていきたい」
◇女子メジャー◇全米女子オープン 日本地区最終予選会(22日)◇房総カントリークラブ房総ゴルフ場(千葉県)◇東コース/6519yd 西コース/6413yd(ともにパー72)◇出場選手129人
日本ツアー5勝の川崎春花は通算5オーバーでプレーを終え、上位5人に与えられる「全米女子オープン」(5月29日~/ウィスコンシン州エリンヒルズ)の出場権を逃した。
川崎は今季国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」から5試合連続で欠場し、前週「KKT杯バンテリンレディス」(予選落ち)が今季初戦。36ホールを回ったこの日は第1ラウンドから「76」、「73」とスコアを伸ばせずに終わったが、「少しずつ良くはなっているなと思います」と話した。
1日に36ホールを回って上位5人の狭い枠を競う予選会では、出場権獲得に届かない位置では棄権する選手も少なくない。「棄権するっていう考えは悪くてもなかったので、圏外にいるのは分かっていたけど、その中で自分のなかでもう少しつかめるものがあればなと思ったので、最後までプレーしました」とタフな一日を走り切った。
2023年以来の全米女子オープン行きは逃したが、大会前週5月19日時点の世界ランキングで上位75人にも出場権が与えられる。川崎は現在93位。「今の実力的には全然なので、もう少し自分のゴルフを磨いていきたいなと思います。そのなかでそうなったら一番良いなとは思います」と気を引き締めた。次戦は「パナソニックオープン」(5月2日~/千葉県浜野GC)に出場する。