2025年 ファウンダーズカップ

西村優菜は1打及ばず予選落ち タイ“直行”で合宿→試合へ

2025年 ファウンダーズカップ 2日目 西村優菜
西村優菜はショットの不調で予選通過ならず

◇米国女子◇ファウンダーズカップ 2日目(7日)◇ブラデントンCC(フロリダ州)◇6465yd(パー71)

最終9番(パー3)、ガードバンカーからチップインバーディでの締めくくりも1打及ばず、西村優菜は予選落ちを喫した。「いいバンカーショットが打てたので、寄ればいいな…くらいだったんですけど、入っちゃいましたね。ラッキーでした」。昨季サンドセーブ率1位の技をもってしても、苦戦を強いられていたブラデントンCCのバンカー。最後に見せ場を作れたことを少しだけ喜んだが、シーズンのスタートとしては悔しい結果になった。

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巻き返しが必須だったこの日、2ホール目の11番(パー3)でピンに絡めて幸先よくバーディ。初日に苦しんだショットで「朝はすごくいい動きで来ていた」と好感触があった。反撃ムードを停滞させたのは15番(パー3)のティショット。バンカーより右まで飛んだ一打から必死にパーを拾ったものの、「そこからはずっと右、右。(パー5でボギーだった)17番も右、池って感じで、すごく気持ち悪かった」と唇をかむ。

「セカンドショットよりはマシだった」という1Wも、自信をもって振り切る段階には至っていない。初日「74」から「69」とスコアは改善しても、「きょうの方が良かったかと言われると、全然そんなことはなくて…。きょうはちょっといい距離のやつ(パット)を決めきれていたので、まだまとめられていた。ショットで自信をもって打てないと、自分のゴルフにはならない」と声のトーンは下がったままだ。

2025年 ファウンダーズカップ 2日目 西村優菜
キャディのサイモン・ミドルトンさんとは今週が“はじめまして”だった

初戦を2日間で終え、いったん帰国。日本にはほとんど滞在せず、コーチと合宿を張るタイへ急ぐ。出場72人の「ホンダLPGAタイランド」(20日~/サイアムCC オールドコース)に72番目でフィールド入りしたため、そのままシーズン2戦目に臨む予定だ。「しっかり切り替えて、修正して、タイで思いっきりゴルフができるようにしたい」と顔を上げた。(フロリダ州ブラデントン/亀山泰宏)

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