米国女子ツアー

「耐えた」山本薫里が5打差首位で最終日へ/全米シニア女子オープン

2024/08/04 12:33
山本薫里は後続に5打差(写真は6月JLPGAレジェンズ Toru Hanai/JLPGA via Getty Images)

◇米女子シニア◇全米女子シニアオープン 3日目(3日)◇フォックス チャペル ゴルフ クラブ(ペンシルベニア州)◇5689yd(パー71)

順延されていた第2ラウンドの残りと第3ラウンドを行った。第3ラウンドの途中に3時間の中断を強いられた悪天候で各選手のスコアが伸び悩む中、単独首位から出た山本薫里が2バーディ、3ボギーの「72」と耐えた。予選ラウンドを連日「67」とした貯金を生かし、後続に5打差の通算7アンダーでその座を守って最終日を迎える。

山本は「苦戦したが、ゲームプランは変えなかった。何度もチャンスを逃したが、必ずまた訪れると自分に言い聞かせて耐えた。最終ホールでバーディを取れて良かった」と話した。

ローラ・デービース(2018年)、アニカ・ソレンスタム(2021年)らが歴代覇者に名を連ねる全米ゴルフ協会(USGA)主催の大会は今年で6回目。日本勢が優勝すれば、初めてとなる。

通算2アンダーの2位に4人。久保樹乃、スウェーデンのソレンスタム、米国のジュリ・インクスターレタ・リンドリーが並んだ。

4バーディ、2ボギーの「69」とこの日唯一の60台をマークした鬼澤信子らがイーブンパー6位につけた。