FWキープ失敗は1ホールだけ 西郷真央が“修正力”で優勝争いへ
2024/07/20 11:49
◇米国女子◇Danaオープン for チルドレン 2日目(19日)◇ハイランドメドウズGC(オハイオ州)◇6666yd(パー71)
西郷真央がボギーなしの4バーディ「67」で回り通算7アンダーでホールアウト。首位との差はスタート時の4打のまま、15位から5位にポジションを上げて大会を折り返した。
セカンドをピン右横に絡めた12番でバーディ先行。15番は左ピンをドローボールで攻め込み、ピン下からフックラインを流し込んだ。打ち下ろしの後半2番(パー3)も獲ると、4番はベタピンで4個目。左からのバーディパットが2mほどオーバーした最終9番も返しを沈めて無傷で18ホールを駆け抜けた。
中継局WOWOWのインタビューでは、3つあるロングホールでバーディを獲れなかったことを悔しがりつつ、「昨日の反省を生かしてティショットの安定性が戻ってきたのは良かった。グリーンを外しても、アプローチでセーブできていたと思う」と話した。合格点をつけたフェアウェイキープ率は初日42.85%(6/14)から92.85%(13/14)と劇的に改善。しっかりフェアウェイから狙えたことで、パーオン率も77.78%(14/18)と高水準だった。
2桁アンダーに乗せた上位3人に続けなかった不満は残るが、射程圏内の4打差。ルーキーシーズンの課題としてきたパッティングも、この日28パットとまずまずだった。「パッティングに関してはスタッツ自体は少しずつ良くなっている。これを続けられるように、残り2日間も自信を持ってストロークできるように頑張りたい」。最終組の1組前をプレーする3日目に向け、力を込めた。