シェブロン選手権の賞金総額4億3000万円アップ 予選落ちでも154万円

◇米国女子メジャー◇シェブロン選手権 事前（16日）◇ザ・クラブ at カールトンウッズ(テキサス州)◇6889yd(パー72)

メジャー初戦「シェブロン選手権」の賞金総額が昨年の510万ドル（約7億8540万円）から、790万ドル（約12億1660万円）に増額となることが発表された。昨年大会との差額は280万ドル（約4億3120万円）で、シェブロンが冠スポンサーになる前の2021年大会から3年間で480万ドル（約7億3920万円）増えた。

また、予選落ち選手に対して「経費のカバー」を目的に、昨年大会から倍増の1万ドル（約154万円）を支給する。

今回の増額で米女子ツアーの賞金総額は1億2325万ドル（約189億8050万円）となり、2019年シーズンから78.6％増。今年のメジャー5大会の総額は2300万ドル（約35億4200万円）と3年間で97％アップした。

ほかのメジャーの賞金総額は「全米女子オープン」が1200万ドル（約18億4800万円）、「KPMG全米女子プロ選手権」が1000万ドル（約15億4000万円）、「AIG女子オープン（全英女子オープン）」が900万ドル（約13億8600万円）、「アムンディ エビアン選手権」が650万ドル（約10億100万円）。

なお、今年の日本女子ツアー全37試合の賞金総額は44億円（日本女子オープンは23年実績の1億5000万円、TOTOジャパンクラシックは賞金総額200万ドルを1ドル140円換算）。米女子ツアーとの比較では4分の1以下になる。