西村優菜は日本で「小麦ちゃん」とリフレッシュ

◇海外女子メジャー◇アムンディ エビアン選手権 事前（24日）◇エビアンリゾートGC（フランス）◇6523yd（パー71）

西村優菜が練習ラウンドで調整し、「コースは全部覚えている。結構タイトなのでティショットのターゲットが狭いと改めて感じた。ピンによってコースの印象が変わる」と話した。

15位で終えた前年大会では、3日目には憧れのチョン・インジ（韓国）と同組でプレー。エビアンは思い出すだけで笑顔になれる大事な場所だ。

心身ともにリフレッシュしてフランスに乗り込んできた。3週前のメジャー「全米女子オープン」（予選落ち）を終えて日本に一時帰国。ミニチュアダックスフンドの愛犬「小麦ちゃん」（雌）とゆったりとした時間を過ごした。

「名前は小麦色なので小麦です。たわむれていました」。今季から米ツアーに参戦。慣れない移動の連続で体だけでなく、心にも疲れがたまっていた。

米ツアーは今季ここまで11試合を戦って予選落ちは2試合もトップ10なし。年間レースも91位と不本意な成績が続いている。

「ショットも徐々に良くなっている。緊張感がある中でどれだけできるか。メジャーなので結果にフォーカスできる試合にしたい。水曜日までにいい準備したい」

フェアウェイキープ率は81％とドライバーショットが安定しているだけに、得意のショートアイアンでバーディにつなげていきたい。（フランス・エビアン／玉木充）