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女王アニカ・ソレンスタムは「全米女子オープン」が苦手!?

LPGAツアー参戦のデビュー・シーズンに「全米女子オープン」でツアー初優勝を果たした、女子プロゴルフ界ナンバーワンのアニカ・ソレンスタム。1996年には、通算8アンダー「272」をマークし、2連覇も達成。この素晴らしい記録が破られることはないと思われるゴルフ史に残る偉業を達成した。

しかし、史上初の3連覇が掛かっていた1997年の「全米女子オープン」では、初日「77」のあと、2日目を「73」と伸び悩み予選落ちを喫した。アニカは、98年から2001年にかけても、全米女子オープンで苦戦が続いた。

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この間、新しいライバル、朴セリ、ジュリー・インクスター、カリー・ウェブが優勝。アニカはトップ5にも入ることができなかった。

しかし、アニカは2002年、その流れを変えるかにみえた。プレーリーデューンズでの最終ラウンドを2打のリードで迎えたアニカ。しかし、わずか6ホールでインクスターに追いつかれてしまった。その後8番でのセカンドショットがグリーンに届かず、ボギー。リードを失ったアニカは、この年も「全米女子オープン」3勝目に手が届かなかった。

2003年も勝利のチャンスを手にしたアニカ。2オン可能な18番パー5をバーディとすれば優勝。4番ウッドによるセカンドショット、すべてが順調に見えた。しかし、グリーンの右サイドに外し、ボールはスコアボード後方の木の間へ。アニカは、USGAオフィシャルとおよそ20分にわたり、ドロップする場所を議論。主張が通らなかったアニカは、結局ボギー。わずか、1ストローク及ばず、月曜日のプレーオフに残れなかった。

アニカ・ソレンスタム(当時)
「優勝のためにバーディが必要だったのでアグレッシブに狙いましたが、ボールは右に出てしまい、あんな結果になってしまいました」

2004年オーチャーズ・ゴルフクラブでは、最後まで崩れることはなかったアニカ。上がり2ホールをバーディとし、5アンダー「67」をマーク。しかし、メグ・マローンが「65」で周り、最終ラウンドの最少スコアを記録しアニカの優勝を阻んだ。

そして、昨年は年間グランドスラムの3勝目に向け、チェリーヒルズでの「全米女子オープン」に挑んだが、23位タイに終わってしまった。

アニカ・ソレンスタムは、「全米女子オープン」では過去9年間優勝がないものの、クラフト・ナビスコ・チャンピオンシップでは、過去6年間で3勝。「全米女子プロ」ことマクドナルド・LPGA・チャンピオンシップでは、今年4連覇達成を阻まれたばかり。アニカは先日アメリカの市民権を獲得しただけに、ぜひとも今年の「全米女子オープン」で3勝目を果たしたい。

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