2023年 ファウンダーズカップ

自己ワースト更新 笹生優花は4戦続けて予選落ち

2023/05/13 10:56
予選落ちが続いている笹生優花

◇米国女子◇コグニザント ファウンダーズカップ 2日目(12日)◇アッパーモントクレアCC (ニュージャージー州)◇6656yd(パー71)

笹生優花がキャリアワーストを更新する4試合連続の予選落ちを喫した。3月末の「DIOインプラントLAオープン」から、前週の国別対抗戦「インターナショナルクラウン」を挟んで苦しい時間が流れている。

直近2大会の全4ラウンドは、折り返してからスコアを落とす展開ばかり。前半9ホールの平均スコア「35.0」に対し、後半は「39.0」。今週は初日にやはり後半アウトで2ダブルボギーを含む「41」を喫して5オーバー108位と出遅れた。

巻き返しを狙ったこの日も後半10番までに2つスコアを伸ばしながら、その後が続かない。持ち前のパワーから言えば、軽々と2オンできる12番(パー5/474yd)では1Wショットを左ラフに突っ込み、上空を枝にブロックされた2打目はレイアップを強いられてパー。16番からの2連続ボギーで「72」、通算5オーバーはカットラインに4打届かなかった。

スコアを伸ばしたいパー5でティショットをラフへ

前日のような大崩れにならなかったことが気休めになるはずもない。「きょうは朝(のプレー)で、そんなに風もなく、きのうよりコンディションが良くて、(スコアに)つながったんじゃないかなと思います」と分析はいつも冷静。週末にプレーできないことがただ悔しい。

次週のオープンウィークで再起を図りたい。好結果に手が届かなくても、「いきなり攻めなくなったら、どんなゴルフをすればいいんですか(笑)」と自分のスタイルを信じる。「しょうがないですよね。何もできないというか、何とかしようとしても終わっちゃったことですし、次に向けて練習するしかないかなと思います」と気丈に振る舞った。(ニュージャージー州クリフトン/桂川洋一)

2023年 ファウンダーズカップ