思い出の地と初めてのマッチプレー 畑岡奈紗&渋野日向子
2023/05/04 09:23
◇米国女子◇ハンファ ライフプラス インターナショナルクラウン 事前(3日)◇TPCハーディングパーク(カリフォルニア州)◇6550yd(パー72)
5年ぶりの国別対抗戦で畑岡奈紗と渋野日向子がタッグを組む。2018年大会に続く2大会連続出場の畑岡は「いい緊張感とともに、日本代表であることは誇り。みんなと楽しくプレーできたら」と意気込んだ。
会場のTPCハーディングパーク横にあるオリンピッククラブ(カリフォルニア州)は2021年のメジャー「全米女子オープン」で笹生優花とプレーオフを戦い、惜敗した思い出の地でもある。
「本当に真隣のコースで2年前に最終ホールでこんなショットをしたとか思い出す」。この日はプロアマ戦で最終調整しながらも激闘が脳裏に浮かんだ。
渋野は初めての日本代表で初めてのマッチプレー。“初めて”尽くしに緊張した様子で「戦略を考えることができないぐらい緊張している。足を引っ張らないようにしたい。やる前から申し訳ない」と苦笑いを見せた。
前日の練習ラウンドではティショットを控えることもあった。左手にテーピングを巻くなど、ショットに不安がある中でも、この日のプロアマ戦ではドライバーをチェックした。
「ラフも長い印象、フェアウェイも狭い、ドッグレッグもかなりある。ティショットのコントロールがかなり大事」。24歳コンビが初優勝に向けての原動力になる。(カリフォルニア州サンフランシスコ/玉木充)