西村優菜が「ブリヂストンレディス」出場 リシャッフル後に一時帰国
◇JMイーグルLA選手権 presented by プラストプロ 3日目(29日)◇ウィルシャーCC (カリフォルニア州)◇6258yd(パー71)
8位から出た西村優菜は「75」で回って通算1オーバー39位に後退した。米ツアーではじめてトップ10で迎える週末は、予選2日間と変わらず落ち着いていたものの「ショットがバラバラ。いいショットを打ってもなかなか付いてくれなかった」と流れをつかめない1日だった。
4番(パー3)でダブルボギーが先に出ると、6、8番もボギーで前半「39」と通算1オーバーまで後退。この日はじめてのバーディが来たのは15番(パー5)。4mを沈めてほっとしたように息をつくと、「キャディさんと“おはようございます”って言いました」と笑顔を見せた。
最終ホールはバンカーからパーを拾い、ギャラリーから拍手を浴びてホールアウト。ショットに課題を残しつつ、「いいラウンドはできなかったけど、耐えるところは耐えられた」と大きく崩すことなく3日目を終えた。
今週を終えれば、1週間のオフを挟んでリシャッフル(ツアー出場優先順位の再編)前の最後の試合「コグニザント ファウンダーズカップ」(5月11日~14日)に参戦。その後は一時帰国し5月18日開幕の国内女子「ブリヂストンレディス」(愛知・中京GC 石野コース)出場のスケジュールを組んでいる。
「結構ハードですが、そのあともニュージャージーなので早めに動かないと」と、一時帰国後に見据える米国での試合は6月1日開幕の「みずほ アメリカオープン」(ニュージャージー州・リバティ―ナショナルGC)。同大会に出場できるかは、最終日を含めてリシャッフルまでの2試合の戦績が大きく影響する。「あした1日残っているので、しっかり伸ばすしかない」と気合を入れた。(カリフォルニア州ロサンゼルス/谷口愛純)