“山登り”の18ホール 畑岡奈紗「みんな話できないぐらい」

◇米国女子◇BMW女子選手権 初日（20日）◇オークバレーCC(韓国)◇6726yd（パー72）

息を切らしながら、アップダウンのある18ホールを練り歩いた。畑岡奈紗は4バーディ、1ボギーの「69」でプレーし、日本勢最上位となる3アンダー9位で初日を終えた。

「疲れた。本当に登ったあとはみんな話できないぐらい」。朝は気温0度近くまで落ち込み、カイロを手に握りしめて午前9時10分にスタート。「半番手ぐらい飛んでない」と縦距離に神経を使った。前半1つ伸ばして折り返すと、後半8番は124ydからPWで3mにつけてバーディを奪った。続く最終9番パー5も170ydから7Iで1mにつけて連続バーディで締めた。

今週から投入したテーラーメイド トラス TB2 トラスセンター パターにも手ごたえを得た。「自分でミスしたところもパターでカバーできていた。思ったところに打てている。いい感触ある」と納得の表情を見せた。

「良いスコアが出せるように頑張りたい」。4月「DIOインプラントLAオープン」以来となるツアー7勝目を狙う。（韓国江原道／玉木充）