笹生優花は「ゴロゴロ」から前年4位大会 11月「TOTO」出場

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 事前情報（21日）◇ピナクルCC（アーカンソー州）◇6438yd（パー71）

最高気温は37度、例年をはるかに超える酷暑で、笹生優花がきょうも楽しそうにプレーを終えて帰ってきた。アマチュア3人との18ホールは笑いが絶えない。スーパーマーケットが大会スポンサーとあって、コースのいたるところに設置された軽食のサービスも楽しんだ。

「簡単なゴルフ場ではないですけど、距離も短いのでみんなにチャンスがある」と2021年大会は連日の「65」をマークして4位。「予選を通過したら、早く終わっちゃう」と3日間競技は若干ものたりない気もするが、今週も「楽しむこと」を目標に好相性の大会に戻ってきた。

先週はオフに充て、「本当になにもしてないです。ゴロゴロして、ちょっと練習して…ちゃんと休めました」とリフレッシュ。万全のコンディションで本戦開幕を待っている。

今週から10月6日開幕の「メディヒール選手権」まで3連戦、その後は韓国の「BMW女子選手権」（10月20日～）に出場し、11月初旬には日本で「TOTOジャパンクラシック」に出場する。

「何回か日本に帰っているけど、数日だけだったから試合に出るのは久しぶり。先輩たちにも会える」と、日本ツアーは昨年の同大会以来。久々の日本でのプレーが楽しみのひとつになっている。「いつもどおりやることをしっかりやって、楽しんで」と、試合が楽しくてしかたない。（アーカンソー州ロジャース／谷口愛純）