渋野日向子とプレー 韓国イケメン俳優のバッグは日本の地クラブだらけ

◇米国女子◇アメージングクリー ポートランドクラシック 事前（14日）◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6478yd（パー72）

「目の保養になりました」と渋野日向子に笑みがこぼれる。プロアマで9ホールを一緒に回ったイ・ジョンジン氏は、多くの女性ファンを魅了してきた韓国を代表する人気俳優。2012年ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した映画「嘆きのピエタ」に出演するなど演技派として知られ、韓国では大のゴルフ好きとしても有名なのだそうだ。

ドライバーを打ってもナイスショット、最終ホールもきわどいパットを決めて爽やかな笑顔でハイタッチ。そんな“イケメン”俳優のバッグをのぞいてみると、メイドインジャパンの渋いクラブがそろっていた。

アイアンは愛媛県の地クラブ「エミリッドバハマ」の「EB-902」アイアン。ユーティリティも兵庫県の地クラブ「A-GRIND DST」と、日本でもなかなかお目にかかれない逸品がズラリ。「エミリッドバハマは松山市のコウジ・タナカが作ったもの。もう10年くらい使っているんです」と、同社の代表取締役・田中浩士氏とも顔見知りなのだとか。

ゴルフマニアのイ・ジョンジン氏とのラウンドは、「日本の“キムタク”さんみたいな感じ。ゴルフめちゃくちゃ上手でした！」と、渋野にとっても楽しい時間となった。（オレゴン州ポートランド／谷口愛純）