2022年 CP女子オープン

笹生優花は痛恨ダブルパーで予選落ち 野村敏京も連日のオーバーパー

2022/08/27 12:51
6月以降は7試合で5度目の予選落ち

◇米国女子◇CP女子オープン 2日目(26日)◇オタワ・ハント&GC (カナダ)◇6546yd(パー71)

2時間の中断を挟んだ影響で午後3時26分スタートとなった笹生優花はギリギリで第2ラウンドを完了したが、「75」とスコアを落として通算3オーバーで予選落ちとなった。

前半4番パー4でたたいた「8」が重くのしかかる結果となった。3Wのティショットを左に大きく曲げると、1打では出せずに6オン2パット。「(ショットを曲げたりする)ミスは出るので、そこからの対応が良くなかったんじゃないかなと思います」と、序盤でカットラインが一気に遠のいた。

武器である1Wショットは納得の出来でありながら、2オンに成功した折り返しの9番(パー5)が唯一のバーディだった。淡々とホールを消化し、日没を告げるホーンが鳴った18番(パー5)もグリーン周りのラフに手を焼いてボギーフィニッシュ。「ショットも悪いわけではないので、(重点的に修正を図るよりも)全体的に練習できれば」と話し、次週「Danaオープン by マラソン」(オハイオ州ハイランドメドウズGC)へ気持ちを切り替えた。

2日間でバーディは1つずつの合計2つにとどまった

野村敏京は連日のオーバーパーとなる「73」で通算5オーバー。1番でボギーをたたくなど、出だし6ホールで3ボギーが先行して苦しい展開を強いられた。「(湿気で)空気がちょっと重かった。きのうよりも距離が飛ばなかった」。キャリーで思った距離を出せず、ロングパットを残すシーンも多かった。

今回は6月「マイヤーLPGAクラシック」以来の個人戦出場だったが、次週からのオハイオ州2連戦でも出場権が巡ってくる。「ゴルフ的には悪くなかった。来週はよく知っているコースだし、可能性はありそう」と前を向いた。(カナダ・オンタリオ州オタワ/亀山泰宏)

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