2022年 アムンディ エビアン選手権

フェアウェイキープ改善できず 笹生優花は初のフランスで予選落ち

2022/07/23 08:29
ショット、パットに精彩を欠いた笹生優花

◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 2日目(22日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523yd(パー71)

2021年「全米女子オープン」でメジャー初制覇を遂げた笹生優花はカットラインに2打届かない通算2オーバーで予選落ちを喫した。フランスでの試合は今大会が初めて。風光明媚なコースに「きれい」と話していたが、調子を上げられないまま予選ラウンドで姿を消した。

同組のネリー・コルダが好スコアでプレーしていたが、笹生は予選落ちとなった

初日は「オーバーで終わりたくない」という一心で、最終18番(パー5)で渾身のバーディを奪取。「もう少しティショットが安定してくれたら」と13ホール中8ホールの成功だったフェアウェイキープを修正点に挙げていたが、2日目の成功は7ホールとスタッツを上げられず、2バーディ、4ボギー「73」で終えた。

日照時間が長いフランスで、午後4時台から午後6時台に特別強い陽射しが差し込んだが、その時間帯でのプレーにも「全然大丈夫です」と言い訳にしなかった。「(ショットも、パットも)全体的に良くなかった」と反省の言葉を繰り返した。

思うようなショットが打てないことが多かった

次週からスコットランドでの2連戦に臨む予定で、「修正ができたら」と調整が必要なところ。「リンクスなので準備したい」とコースへの対応策も練る。メジャー2勝目はおあずけとなった。(フランス・エビアン/石井操)

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