2022年 ショップライトLPGA

パー5逃さず切り替え成功 渋野日向子はダボ先行から“バウンスバック”

2022/06/11 07:04
バーディで締めた18番のティショット

◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシックby Acer 初日(10日)◇シービュー・ア・ドルチェホテル (ニュージャージー州)◇6190yd(パー71)

ダブルボギーが先行した初日のバーディフィニッシュに、ずっと引き締まっていた表情がようやく緩んだ。渋野日向子は「本当に流れの悪い中ではあったんですけど、なんとか耐えて回って来られた」と5バーディ、1ボギー2ダブルボギーのイーブンパー「71」で初日を終えた。

13番はブッシュにつかまりダブルボギーをたたいた

序盤はなかなかチャンスにつかず、この日はパーオンも11ホールにとどまった。ダブルボギーをたたいた2番パー4もティショット、2打目と続けてラフへ。3打目をグリーン奥にこぼして4オン2パットとつまずいた。

2オーバーで迎えた前半最後の9番ホール。「パー5で獲れんと、なかなか切り替えができない」。フェアウェイから3Wでピン手前3mにつけて2オンに成功し、「楽々バーディかなと思いながら、ほぼ寄せに行きました」。イーグルパットは惜しくも入らなかったが、この日2つ目のバーディを奪取して1オーバーで折り返した。

ダボを引きずらず、14番のティショットはFWど真ん中!

後半は13番で再びダブルボギーをたたいたが、14番で第2打を1.5mにつけて獲り返すバウンスバック。最終18番のパー5も2オン2パットのバーディで締め、イーブンまで戻す粘り強さを発揮した。

イーブンまで戻してキャディとグータッチ

「3つあるパー5のなかで2つ獲れたのはよかった。あしたは風ももっと吹くと思う。あしたこそ、我慢するゴルフができたらいいなと思います」と、午後スタートの2日目に向けて気を引き締めた。(ニュージャージー州ギャロウェイ/谷口愛純)

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