2022年 全米女子オープン

2日間10バーディもオーバーパー 悔しさ募る畑岡奈紗は週末の反撃へ

2022/06/04 11:14
同組の首位ミンジー・リーとバーディ数は3つしか変わらないが…

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン presented by プロメディカ 2日目(3日)◇パインニードルズ・ロッジ&GC(ノースカロライナ州)◇6638yd(パー71)

畑岡奈紗は初日5つ、この日も5つと2日間で10バーディを稼いだ。今季バーディ数でツアー4位(156個)のスタッツが示す通りの力を見せつつ、スコアは通算1オーバー。「そこがホントに悔しい」と負けん気をのぞかせる。

スタートの1番(パー5)でバンカーからのセカンドが右のブッシュへ。サードショットを木に当てるなど、いきなりダブルボギーをたたいた。「獲りたいホールでダブルボギースタートは苦しかった」という立ち上がりにも、3番(パー3)でベタピンのバーディ。5番(パー3)も10mほどを流し込んでスタートホールの分を獲り返した。

随所でピンを刺すショットも

10番(パー5)で、2.5mのスライスラインを読み切って拳を握るバーディ。さらにギアを上げたい直後の11番で1Wショットが大きく右へ。「一方向ならまだしも、両方に曲がっている。コース上でも考えながらやってしまっている」というショットへの不安ゆえに、最初のダブルボギー以降も5つのバーディと4つのボギーが入り乱れる展開となった。

36位から臨む週末。「バーディは獲れている。ショートサイドのミス、もったいないボギーだけはしないようにして、伸ばしていけるように」と上だけを見て戦う。(ノースカロライナ州サザンパインズ/亀山泰宏)

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