2022年 ドライブオン選手権

アンプレ2回でダブルパー 笹生優花は出遅れにも淡々

2022/02/04 10:21
米ツアーではプロデビュー戦以来となる予選落ちのピンチ

◇米国女子◇LPGAドライブオン選手権 初日(3日)◇クラウンコロニーG&CC(フロリダ州)◇6592yd(パー72)

開幕戦6位、前週3位と好調だった笹生優花が5オーバー115位と大きく出遅れた。「見た通りだと思います。調子は良かったんですけどね。結果的に良くないので、調子が悪かったということだと思います」と淡々と受け止めた。

風も吹く中でスタートし、いきなり10番で3パットボギー。14番(パー3)、15番でも微妙な距離のパーパットを決められなかった。

2連続ボギーとして迎えたパー4の16番はティショットが右のブッシュへ。アンプレアブルとしてつま先下がりのラフにドロップした3打目も大きく右に飛んだ。再びブッシュに入り、このホール2度目のアンプレアブル。ラフからのアプローチもグリーンに届かず、パターを使った寄せはオーバー。返しのトリプルボギーパットも蹴られ、「8」をたたいた。

合計34パットとグリーン上で苦しんだ

後半は5番で6m、9番で2mのイーグルチャンスを逃しての2バーディ。盛り返したが、初日終了時点でイーブンパーとなっている70位タイまでのカットラインを見上げる形となった。

プロ転向後の米ツアーでは過去18試合で予選落ちが2020年のデビュー戦「ISPS HANDA ヴィックオープン」1試合だけ。「(2日目まで)何かを変えられる時間もないので、いつも通り頑張りたい」と冷静に言った。(フロリダ州フォートマイヤーズ/亀山泰宏)

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