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44位→9位 笹生優花は憧れの先輩プロと同組で浮上

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 2日目(25日)◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6438yd(パー71)

5歳年上のミンジー・リー(オーストラリア)のことを、笹生優花は仰ぎ見て言う。「すごい選手で、本当に憧れている」。7月の「ダウグレートレークスベイ招待」ではペアを組んで5位に入り、今大会も開幕前のパッティンググリーンで練習中に談笑。同組となれば、もちろん胸が躍る。

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尊敬するLPGAの先輩はこの日、後半10番までに7バーディ。その背中を追うように、笹生のエンジンは中盤にかかった。右ドッグレッグの5番で打ち上げの2打目をピンそば1.5mにつけてバーディを先行。「アイアンショットがあまり良くなかった」という不満は時間が経過するたびに解消されていった。

7番から2連続、さらに第1打をピンそば3mにつけた11番(パー3)からも再び2連続バーディ。今大会で初めて投入した1W(キャロウェイ エピックSPEED)も「きのうよりは良いショットが多かったですし、感覚も少し良かった」と手になじんできた。

ボギーなしの6バーディ「65」で、順位は44位から一気に9位に浮上。「全米女子オープン」制覇でツアーメンバーになったばかりとはいえ、賞金ランキング4位の名に恥じないプレー。それも前回から1カ月ぶりの出場試合で状態を探りながら、だ。

「1カ月試合に出なかったので、どれだけ良い感じで終われるかが目標だった。それがきょうできて本当に良かった」と喜びが湧いた。

首位とは4打差と、早々に米2勝目のチャンスがあっても態度はそのまま。「優勝を考えるよりも、どうやって自分のゴルフを良くするか、(状態を)保つかに集中していた方が良いかなと思う。結果がどうなっても悔いのないゴルフをすればいい」。20歳は戦い方を変えない。(アーカンソー州ロジャース/桂川洋一)

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