「内容まだまだ」笹生優花は首位と10打差 畑岡奈紗は「考えすぎ」1打足りず予選落ち
◇米国女子メジャー◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 2日目(25日)◇アトランタアスレチッククラブ・ハイランズC(ジョージア州)◇6831yd(パー72)
2週前の「全米女子オープン」でプレーオフを争った2人は次なるメジャーで苦戦を強いられた。笹生優花は「70」で回り首位と10打差の1アンダー32位で決勝ラウンドに進出。畑岡奈紗は1バーディ、1ボギー「72」とスコアを伸ばせず通算3オーバーでカットラインに1打足りず予選落ちした。
■ 笹生優花
―2日目を振り返って
内容的にはまだまだというところがあったので、少し練習してあすも頑張りたい。
―アンダーパーで回った
結果的にはよかったですね。(18番で)池に入れたりとか。それも内容(が悪い)ですよね。結果は良いですけど。良いショットもありましたけど、全体的に良いゴルフだったとはいえない。
―ショットが悪い中でスコアメークした
それがゴルフですよね。ゴルフ的には内容が悪くても、アンダーで回れるっていうのは良いことだと思うので。結果的には良いと思います。
―予選を通過
毎回言っているけど、まず通過してから考えるので、まず今は自分のゴルフの内容に集中したい。ティショットを安定させたいし、グリーン上でもう少しイメージが良くなれば。
■ 畑岡奈紗
―2日目を振り返って
きょうは風も穏やかでたくさんチャンスにつけることができた。1つでも決められれば一日の流れは変えられると思ったけど、1個のバーディがなかなか遠かった。きょうも5m以内のチャンスも多かったが、芝目とかを考えすぎて多めに読みすぎているところがあった。
―カットラインへの意識
リーダーボードにいつもなら“いくつがカット”と書いてあるが、きょうは見つけられなくて。2オーバーで上がれば通れるかなとはスタート前に確認していた。チャンスが多い中で、1つでも決められていたらとはあるけど、自分のベストは尽くせたかなと思います。
―午後のグリーンの難しさ
転がりもスムーズで、午後の芝目でも跳ねたりする影響はなかった。ただ、上りの逆目のパットは距離感が(難しかった)。結構思い切って打たないと。打ったつもりでもショートしたりした。
―距離を合わせるショットが多くなった
フルショットが意外と少なく、ちょうど(番手と番手の)あいだのクラブ(の距離)が残ることが多かった。短い方のクラブでフォローの風に乗せるのは、初日の4番とかで風にうまく乗せて飛ばしたところがあったけど、きょうはそこまでの風がなかなか吹かなかった。グリーンが(軟らかく)止まってしまうので、ちょっとでもキャリーでピンまで運んで、上のクラブで抑えて打つことのほうが多かった。