2021年 全米女子オープン

英雄パッキャオが笹生優花を祝福 フィリピンも沸く

2021/06/07 17:45
笹生優花が日本とフィリピンに初めて「全米女子オープン」のタイトルをもたらした

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 最終日(6日)◇オリンピッククラブ(レイクコース) (カリフォルニア州)◇6457yd(パー71)

日本人の父とフィリピン人の母を持つ笹生優花が「全米女子オープン」を19歳で制した偉業はフィリピンでも沸いている。

マニラで発行の英字紙「Manila bulletin」は、「ニュース速報」として「フィリピンのティーンエイジャー、ユウカ・サソウがプレーオフ3ホール目でバーディを奪い、日本の畑岡奈紗を破って全米女子オープンで優勝」などと写真付きでトップで報じた。

また、ボクシング世界6階級制覇などの実績を持ち、フィリピンの英雄として知られるマニー・パッキャオも7日、自身のツイッターに笹生の快挙を綴った。

パッキャオはタガログ語で「万歳!」と書き出し、「あなたは、名誉ある2021年全米女子オープンの世界最年少優勝者として、フィリピン人の偉大さを世界に示しました。私はフィリピン国民全員とともに、あなたの勝利を祝います。私たちはあなたをとても誇りに思います」と英語で祝福した。

Mabuhay ka! Yuka Saso 🇵🇭

You have shown to the world the Filipino greatness as the world's youngest champion in the prestigious 2021 US Women's Open. I join the entire Filipino nation in celebrating your victory. We are so proud of you. #PinoyPride #YukaTheChamp pic.twitter.com/uAYV6FfkBv

— Manny Pacquiao (@MannyPacquiao) 2021年6月7日

マニラのメディアによると、笹生は今年3月にフィリピンの「2020年アスリート・オブ・ザ・イヤー」を受賞しているという。

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