渋野日向子はバーディ締め「難しかったけど、何とかなる」
2021/06/04 14:16
◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 初日(3日)◇オリンピッククラブ(レイクコース) (カリフォルニア州)◇6457yd(パー71)
4バーディ、6ボギーの2オーバー41位。大会初日の渋野日向子のスコアカードはバーディとボギーが交互に現れる、出入りの激しいものだった。
「情けないボギー発進だったので、今日もダメだろうなと思っていた」という1番(パ―5)は、アプローチミスからボギーとした。
3番(パ―3)、6番、8番(パー3)とショットをピンに絡めてバーディを奪ったものの、4番、7番、9番とバーディ直後にボギーが来る嫌な展開。「ダボを打ってもおかしくないようなところもダボを打たずに済んだので、とりあえず良かった」と結果的に耐えられた部分もあったが、許せないのは防げるミスをしたこと。
7番ではフェアウェイからウェッジを握ったアプローチをグリーンに乗せられず、9番は左奥のピンに対して、広い右サイドを使わずにグリーン左に落としてボギーをたたいた。「あれだけ右が広いのに、一番外しちゃいけないところに外している。レベルが低いし、へたくそ過ぎる。そういうところ」と手厳しい。「難しかったけど…でも、何とかなる。防げると思います」と、2日目以降はそんなミスを減らしたい。
ショット自体は「狭い中でチャンスにつけられたホールもあったので、そこは自信を持っていい」と及第点を与えられる。夕陽が差し込む最終18番は難しい下り2mのパットを沈めてバーディとし、2オーバーに踏みとどまった。「今日のバーディの中で一番うれしかったかな」と笑った渋野。翌日のスタートは約12時間後に迫っていた。(カリフォルニア州サンフランシスコ/今岡涼太)