2021年 バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー

「私はもう老女だから」フォン・シャンシャンが不戦敗を選んだ理由

2021/05/31 13:34
3位決定戦を回避したフォン・シャンシャン※写真は大会4日目(Jed Jacobsohn/Getty Images)

◇米国女子◇バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー 最終日(30日)◇シャドークリークGC(ネバダ州)◇6777yd(パー72)

大会最終日、フォン・シャンシャン(中国)は、準決勝でソフィア・ポポフ(ドイツ)に1アップで敗れると、直後に行われる予定だったアリヤ・ジュタヌガン(タイ)との3位決定戦をコンシード(負けを認めること)。戦わずして、ジュタヌガンに3位の座を譲った。

この決断に関するフォンのコメントは以下の通り。

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たぶん、アリヤとプレーしたくなかったのだと思う。本当に冗談だけど。

自分としては正しい決断をしたと思う。なぜなら、5日、いや4日半で6ラウンドをプレーして、とてもとても疲れていたから。もしあと18ホールをプレーしたら、自分がどうなるかわからない。そんな無理はしない方がいいなと思ったの。もし、自分が決勝に残っていたら、もちろん倒れるまでプレーするけど。でも、午前のマッチで負けたので、そのあとは休息に充てるほうが賢いと思った。来週は『全米女子オープン』だしね。

(来週は)アップダウンが激しくて、チャレンジングなコースだから、体調を整えて、自分自身を守らないと。だって、私はもう老女だから、自分自身を守る術を知る必要があるでしょう?

そして、この“自分を守る術”を学んできたことこそ、これだけツアーで長い間戦えている鍵だと思う。みんながこの決断を理解してくれるのを望むし、私にとっては良い決断だったと思う。

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