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畑岡奈紗は初戦勝利も 「これから先が心配です」

◇米国女子◇バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー 初日(26日)◇シャドークリークGC(ネバダ州)◇6777yd(パー72)

4人1組で行われるグループリーグの1回戦、畑岡奈紗ヤン・ジン(中国)と対戦して、3&1で勝利を飾った。「まずは勝てたので、良いスタートは切れたのかなと思います」という畑岡だが、その内容はまだ素直に喜べなかった。

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「ボールが浮いているように見えても、クラブが(芝の抵抗で)返ったりすることがある」と、1番はファーストカットからの2打目を左サイドのクリークに打ち込んで、続く2番は3パットと、いきなり2ダウンからスタート。

3番で相手のミスに助けられて1ダウンに戻すと、流れが変わったのは6番ホール。つま先下がりの左ラフから打った4Uでの第2打は、「思ったより左に出たけど、木にかすりながらも抜けてくれた」とかろうじてグリーンオン。「あのショットは大きかった」と、ここをパーで切り抜けると、互いにバーディとした7番(パー5)を経て、8番(パ―3)、9番でそれぞれ3mを沈めて連続バーディ。1アップとして折り返した。

10番、11番はジンの連続ボギーで3アップにリードを広げ、迎えた15番。1Wショットをバンカーに入れ、レイアップしたところまでは想定内。残り86ydに58度のウェッジを握ったが、ピン右5mにつけるのが精一杯。「ウェッジであれだけ曲がるのは、これから先が心配です」と、ショットの不安を露呈する一打に首をひねった。

2アップで迎えた17番(パー3)で、ジンがティショットを池に入れて勝負あり。勝ち点1(引き分け0.5点、負け0点)を手に入れたが、「自分のゴルフの内容は本当にひどいです」とため息も出てしまう。

「スコアで言ったらオーバーしちゃっているので…。曲がるのはしょうがないけど、逆球が出たりしている。どういう風に曲がっていくかが分からないとゲームも組み立てられない。そこをまず、どちらか一方向に曲げるようにしたいです」と課題を口にした。

それでも、まずは1勝として、明日はジャスミン・スワンナプーラ(タイ)と対戦する。4人による総当たり戦を終えた時点でグループリーグ1位の選手が、16人による勝ち抜き戦に進出できる。(ネバダ州ラスベガス/今岡涼太)

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