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河本結が米ツアー撤退を発表「悩む時間の方が多くなっていた」

2019年末のQスクールを突破して米ツアー参戦を果たした河本結が24日(月)、自身のインスタグラムで米ツアーからの撤退を発表した。

「今日は私の今後のことでご報告があります」と前置きし、「突然の話になりますが、先々週のHonda LPGA Thailand 2021をもちまして主戦場をアメリカツアーから日本ツアーに移すことにしました」と表明。理由として「海外の生活環境になじむことが難しいと感じたからです。海外での生活は自分の思い描いていた世界とは違い、想像以上にストレスを感じました。昨年末あたりから、この生活に慣れるようなんとか頑張るべきか、日本に戻った方がよいか葛藤する日が続きこの半年間は、ゴルフのレベルアップをすることより、悩む時間の方が多くなっていました。その結果、今までのように試合に対して向き合えなくなりました」と経緯を説明した。

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続けて「今の中途半端な気持ちでは自分の納得のいくプレーもできないと感じ目標過程を見直すためにもこの段階で決断しました。しかし、“メジャーで優勝する”という目標は変わりありません。そのためには、ゴルファーとしてだけでなく人としても成長しなければならないと痛感しました」とし、「辛かったことも多かった1年半でしたが、学んだことが沢山あります。この経験を今後のプレー、そして私の人生に活かして過ごしていきたいと思います」などと綴った。

河本はルーキーイヤーとなった20年シーズンで13試合に出場して2度のトップ10(ベストフィニッシュは4位)を記録して、賞金ランキング73位。だが8月以降は調子が上がらず、40位が最高で予選落ちも6度を数えた。

21年は4月「ANAインスピレーション」から5月「ホンダLPGAタイランド」まで4試合に出場し、「ホンダ―」では23位に入っていた。

次戦は、5月27日開幕の「リゾートトラストレディス」(愛知・セントクリークGC)に出場する。前回大会覇者として臨んで2位だった3月の「アクサレディスゴルフトーナメントin MIYAZAKI」以来、9試合ぶりの日本ツアー復帰戦となる。

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