2021年 ロッテ選手権

つかんだ糸口 畑岡奈紗は“厳戒態勢”のアジアシリーズへ

2021/04/18 16:08
ショット復調の糸口をつかんだ畑岡奈紗。アジアシリーズはキャディのグレッグ・ジョンストン氏と2人きりで戦う(撮影/田邉安啓)

◇米国女子◇ロッテ選手権 最終日(17日)◇カポレイGC (ハワイ州)◇6563yd(パー72)

畑岡奈紗は4バーディ、4ボギーの「72」と伸ばせず、通算5アンダー72位と順位を落としてフィニッシュした。

出だし1番(パー5)であと少しでイーグルというバーディ発進したが、勢いに乗れなかった。ティショットが微妙なキックで難しい傾斜地に止まるアンラッキーもあり、フェアウェイキープ率50%、パーオン率61.11%と4日間で最も悪い数字になった。

前半8番(パー3)ではティショットでロープの外を走るカート道のさらに左側のラフに落としたが、土手に当てて勢いを殺す寄せでパーセーブ。「難しいところからばっかり打っているので、ああいうのがうまくなっているのかもしれないですね」と苦笑交じりに言った。

開幕から悩みの種だったショットの状態は上向きつつある。フロリダの著名コーチ、ゲーリー・ギルクリスト氏を訪ねるなど、必死に糸口を探した日々。アドレス時にニュートラルだと思っていたクラブフェースがわずかに開いていたことなど、第三者の指摘で目から鱗(うろこ)が落ちたこともあった。「いままで自分で直せていたところが直せなくて、違う部分で直さなきゃいけないところもあった。そこに気付けたのは良かった。タイミングが全く合わないというのは少なくなってきた」とポジティブな言葉も出ている。

次戦「HSBC女子チャンピオンズ」(29日~/シンガポール・セントーサGC)、「ホンダLPGAタイランド」(5月6日~/タイ・サイアムCC)と続くアジアシリーズ。コロナ禍で各選手ともキャディと2人のみの入国しか認められず、ゴルフ場と宿泊先のホテルの往復しか許されない「バブル方式」での開催となる。

「シンガポールもタイも(本来は)より厳しく隔離とかをやっている。去年に続いてアジアシリーズ(開催)は厳しいかなと思っていたけど、2試合できるということはすごくありがたい。何とかいい成績を残せるように」。与えられた環境で精いっぱい戦う。(ハワイ州カポレイ/亀山泰宏)

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