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2021年 ロッテ選手権
期間:04/14〜04/17 場所:カポレイGC(ハワイ州)

「世界一になりたい」笹生優花のブレない目線

◇米国女子◇ロッテ選手権 最終日(17日)◇カポレイGC (ハワイ州)◇6563yd(パー72)

スタート時に4打差だったリディア・コー(ニュージーランド)との差は、終わってみれば9ストロークになっていた。勝負どころの伸ばし合いでは後れを取ったが、笹生優花は米ツアー初のトップ10入りとなる通算19アンダー6位でフィニッシュ。単独首位で通過した予選ラウンドを含め、インパクト十分の一週間も「今週は今週で、もう終わり。もう過去のこと」と感慨に浸ることはなかった。

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練習ラウンドでは昨年「全米女子オープン」を制したキム・アリム(韓国)と一緒になり、単独首位から出た3日目はコーと最終組をプレー。「楽しくゴルフができて、すごい選手とできて、結果とは別にして、すごく幸せです」と貴重な経験を積めたことを喜ぶ。最終日は12番でトータル20アンダーに乗せた直後、ティショットを深いバンカーに突っ込んだ13番のダブルボギーが痛恨だったが、19歳にとってはすべてが今後への糧になる。

「勝つ勝たないって、そのときの結果じゃないですか。もちろん勝つこともうれしいですけど、ランキングで世界一になりたい。(この試合に)勝っただけでは世界一になれない。(そういう意味で)勝てなかったから悔しい、とかはない。勝つことも目標ですし、こだわってはいますけど、(もっと大事な)その上の目標がある。自分のゴルフのゴールがある。できるだけパーフェクトにしたい。どこに自分が行きたいかにフォーカスして、いまやることをやっていくのが自分のスタイル」

かねて米挑戦を目標にしてきたから、この戦いで気持ちが動くわけでもないという。日本に帰国し、自主隔離期間を経て国内メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」(5月6日~/茨城GC東コース)から復帰予定。舞台は米国でも日本でも、信念はブレない。(ハワイ州カポレイ/亀山泰宏)

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