「全米女子オープン」の予選会が復活 4月から米国22会場で
2021/01/27 09:15
全米ゴルフ協会(USGA)は26日、6月開催の「全米女子オープン」(3~6日/カリフォルニア州オリンピッククラブ)の予選会を米国内の22会場で行うと発表した。昨年は新型コロナウイルスの影響で実施を見送っていた。
米国での予選会は4月26日から5月13日にかけて行われ、36ホールで争われる。2014年以降、イギリス、日本、中国、韓国で開催されている国際予選については、新型コロナウイルスの感染拡大状況下で実現可能かどうかを今後数週間のうちに決定するとしている。
大会幹部のジョン・ボーデンハマー氏は「昨年は多くの点で困難な年であり、予選を中止するという決断は容易ではなかった。今年、予選を可能にしてくれたすべての方々に感謝しており、今夏、世界最高のゴルファーがサンフランシスコでプレーすることを楽しみにしている」と述べた。
過去、予選会を突破して本大会で優勝したのは、2003年のヒラリー・ルンキと2005年のバーディ・キム(韓国)の2人だけ。オリンピッククラブのレイクコースでは、これまでに5回の「全米オープン」(1955、66、87、98、2012年)が開催されている。