米国女子ツアー

「TOTOジャパンクラシック」初の4日間開催へ 賞金総額2億円に

2020/12/19 11:40
19年大会は鈴木愛が制した

米国女子プロゴルフ協会(LPGA)は18日、2021年シーズンのスケジュールを発表した。全34試合、賞金総額は史上最高の7645万ドル(約79億円)となる。

コロナ禍のため、2020年は日本ツアー単独開催だった「TOTOジャパンクラシック」は米ツアーの日程に組み込まれ、11月4日から滋賀県の瀬田GCで開催される。初めての4日間開催で、大会賞金総額は19年から50万ドル増えて200万ドル(約2億600万円)となる。

2020年にオーストラリアで開催された2試合が再来年に延期される一方、中止・延期となった16試合全てが復帰。また、5月下旬に米国でマッチプレー、7月下旬に欧州でストロークプレーの計2試合が新設される。

新シーズンは1月24日、2018年―20年の優勝者だけが出場できる「ダイヤモンドリゾート トーナメントofチャンピオンズ」(フロリダ州:フォーシーズンG&スポーツCオーランド)で開幕する。第2戦は約1カ月後の2月25日からの「ゲインブリッジ選手権」(フロリダ州:コースは後日発表)となる。

メジャーは4月の「ANAインスピレーション」(カリフォルニア州:ミッションヒルズGC)、6月の「全米女子オープン」(カリフォルニア州:オリンピッククラブ)と「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」(ジョージア州:アトランタ・アスレチッククラブ)、7月の「エビアン選手権」(フランス:エビアンリゾートGC)、8月の「AIG女子オープン」(全英女子、スコットランド:カーヌスティGL)の計5試合。

今年は国際的なスポーツイベントの中止が相次いだ中国でも、5月「ブルーベイLPGA」(ジャンレイクブルーベイGC)、10月「ビュイックLPGA上海」(上海旗忠GC)の2試合を組んだ。

また、34試合とは別に欧米対抗戦の「ソルハイムカップ」(オハイオ州:インバネスクラブ)が9月に開催される。