2020年 全米女子オープン

義父が急死 渋野と最終組のオルソンに悲報

2020/12/14 13:24
エイミー・オルソンは悲痛を乗り越えて最終ラウンドへ※写真は大会3日目(Chris Keane/USGA)

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 4日目(13日)◇チャンピオンズGCサイプレスクリークコース(テキサス州)◇6731yd(パー71)

メジャー2勝目がかかる渋野日向子を1打差で追うエイミー・オルソンは、沈痛な思いを抱えて最終ラウンドに出る。米ゴルフウィークによると、義理の父であるリーさんが12日(土)の夜に突然亡くなったという。

オルソンは2017年、ともに母校のノースダコタ州立大でアメリカンフットボール部のコーチを務めるグラントさんと結婚。グラントさんは今週、大会会場に駆け付けたが、訃報を受けて母らと自宅に戻ったという。LPGA(全米女子ゴルフ協会)の広報担当者は「当然ながら、家族は大変なショックを受けている。詳細を発表することはない。あすのプレーが終わるまで彼女も質問には答えられない」と述べた。

オルソンは大学時代にNCAA(全米大学体育協会)の大会で17勝を挙げ、新記録を樹立した。2013年に鳴り物入りで飛び込んだプロの世界では、ここまで勝利がない。メジャーでの最高成績は18年「エビアン選手権」の2位となっている。

渋野はオルソン、モリヤ・ジュタヌガン(タイ)とともに最終組でプレーする。

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