米国女子ツアー

ゴルフきょうは何の日<9月15日>

2020/09/15 06:45

2013年 宮里美香がメジャー初勝利逃す

メジャー優勝者と最終日最終組をともにできた経験も、今後の糧となるはず

米女子ツアー5番目のメジャーに昇格したばかりの「ザ・エビアン選手権」で、宮里美香が単独首位で出た最終日に「79」をたたいて優勝を逃し、「悔しいより歯がゆい」と涙を流した。

初日が降雨によるコースコンディション不良で中止。36ホールを予定していた決勝ラウンドも荒天のため18ホールとなり、計54ホールの短縮競技で争われた大会。2日間首位を守って、1977年「全米女子プロゴルフ選手権」を制した樋口久子以来2人目となる日本人のメジャー制覇に王手をかけて臨んだ最終日だった。

出だしの1番でフェアウェイからの2打目を右に曲げ、3オン2パットのボギー発進でいきなり首位の座から陥落。7番(パー5)ではアプローチショットのミスもあり、6オン2パットのトリプルボギーをたたき、優勝戦線から脱落し、19位に終わった。

同組のスーザン・ペターセンが祝福のシャンパンを浴びる様子を笑顔で見つめたが、あふれる涙をこらえきれなかった。