2020年 NW アーカンソー選手権

練習ラウンドは「なっさー」と 河本結が米本土の戦いを再開

2020/08/28 13:40
同学年の畑岡奈紗と河本結。今季から主戦場が同じ米ツアー(※撮影は19年TOTOジャパンクラシック)

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 事前(27日)◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6331yd(パー71)

米本土での戦いを再開させる河本結は、2018年大会覇者の畑岡奈紗との練習ラウンドでコース攻略のイメージを膨らませた。「火曜日になっさー(畑岡)と久しぶりに回った。日本に似ているコース。距離もそれほど長くない。セカンドを良いラインに多くつけられるか」。3日間大会を例年通りのバーディ合戦と見ている。

初のメジャー「AIG女子オープン」などスコットランド2連戦は、いずれも予選落ちを喫した。ショットに好感触を示しつつ、強風が吹いたリンクスコース特有の難しさを痛感した。「アメリカに戻って来て、少し気持ちも落ち着いた。日本語でたくさん(畑岡と)話もしました」

同学年で一歩先を行く畑岡とは親交が深い。2年前に大会記録の21アンダーで米ツアー初優勝を挙げた畑岡について「改めて奈紗のすごさ、リスペクトする部分がすごく見えましたね。私も早くそのレベルに、肩を並べられるように頑張りたい」と口にした。

2012年は宮里藍さんが優勝しており、日本人が2勝の実績を持つコース。「ゴルフの調子は悪くない。ずっと予選落ちをしているので、とにかく3日間戦いたい」。まずは4試合ぶりの予選通過を目標に掲げた。

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