2020年 AIG女子オープン(全英女子)

渋野日向子「切れたら終わり」強風に集中力保つ/一問一答

2020/08/21 09:13
リンクスコースと戦う渋野日向子(Andrew Redington/R&A/R&A via Getty Images)

◇メジャー第1戦◇AIG女子オープン(全英女子オープン) 初日(20日)◇ロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)◇6649yd(パー71)

連覇を狙う渋野日向子は3バーディ、5ボギー1トリプルボギーの「76」で回り5オーバーの71位タイで初日を終えた。首位とは9打差あるがアンダーパー3人の難コンディションで集中力を保った。2日目以降の巻き返しに期待がかかる。以下一問一答

振り返って
4番でトリプルボギーをたたいてから、きょう怖いなと思ったけど、後半にティショットが良くなっていったので、そこに関しては良かったと思います。

後半修正した点
前半アゲンストの(風の)中でもリズムを意識して振っていたら、だんだん曲がりが減ってきた。後半インに入ってからはほぼフェアウェイキープしていたと思うんですけど、風が吹いていると振れないので、リズムだけ気をつけていたのが良かったと思います。

4番の3打目、4打目とバンカーから出なかった
先週もああいう経験をしていなかったので、2回ボールが戻ってきたとき初心者に戻ったような気がしました(笑)

ナイスショットの数が増えてきた
ティショットに関しては、きょうは久しぶりに良かった。自分の思った通りに振れてリズムも良くて、よく飛んでくれた。アゲンストのときもアウトの後の方がフェアウェイにいってくれていた。ただ、なかなかアイアンショットにつながらなかったので、そこがまだまだかなと思います。

始まる前に「一瞬一瞬を噛み締めたい」と話していた
きょうは風がどんなに影響するのかとスタート前はすごく怖かったんですけど、案の定、不安のままいたらボギー、ボギー、トリプル。ただティショットが良くなるにつれて楽しんでできたかなと。ただこれだけ風が強いと(気持ちが)切れたら終わりだと思うんで、そこの気持ちに関しては気をつけていました。

ショットのスタンスが広がったように見えた
自然と風に負けない構えをしていたのかもしれないです。正直、意識はしていなかった。

2日目に向けて
ティショットはきょうの感じでできたら良いなと思うんですけど、アゲンスト、フォローどっちも吹いちゃうとアイアンショットのリズムがなかなか合わなくて左右にぶれてしまう。そこはこれから練習して、あすも雨風になると思うので気をつけたい。

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