河本結「ミスしてもパーを拾えた」 右鎖骨に痛みもボギーなし
2020/08/07 10:45
◇米国女子◇マラソンクラシック by Dana 初日(6日)◇ハイランドメドウズGC(オハイオ州)◇6555yd(パー71)
リーダーボードにロースコアが並ぶ展開で、河本結はパーオンを6回逃しながら3バーディ、ボギーなしの「68」でまとめて16位。「ミスショットしたところでもパーを拾うことができた。そこは成長」と納得した。
少ないチャンスをものにした。ティショットをピンに絡めた2番(パー3)で「すごく切れるラインだったけど上手く沈められた」と初バーディ。6番(パー3)で2つ目を決めた。フェアウェイキープ率42%と「後半はショットが荒れていた。流れを切らさないパーパットを決められていた」。我慢の時間が長かったが、最終18番(パー5)をバーディで締めた。
5カ月ぶりの再開初戦の前週「LPGAドライブオン選手権」はアンダーパー5人の難コースで自己最高の4位に入った。疲労感か、今大会開幕前に右の鎖骨と肩に痛みが出た。「ケア不足かな。ゆっくり休んでセルフケアしたい。先週よりショットの調子は良いと思っていたけど、鎖骨に不安があるのか、コースではうまく打てなかった」。前日からツアーが用意するトレーナーのケアを受け改善傾向にある。
ディフェンディングチャンピオンのキム・セヨン(韓国)の前年スコア通算22アンダーを参考に、「20アンダー」前後を優勝スコアと意識する。首位とは4打差。「しっかり調整して、あすには良い流れが向くんじゃないなと思っています」と午後スタートの2日目を見据えた。