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2020年 LPGAドライブオン選手権
期間:07/31〜08/02 場所:インバネスクラブ(オハイオ州)

中断中に新型コロナ感染 シガンダ「ウイルスとどう共存するか」

◇米国女子◇LPGAドライブオン選手権 2日目(1日)◇インバネスクラブ (オハイオ州)◇6852yd(パー72)

世界ランク16位のカルロタ・シガンダ(スペイン)が異変を感じたのはおよそ6週間前。アリゾナ州の自宅で「筋肉の痛み、頭痛、気分も悪くて…」と風邪の兆候が見られた6月のある日だった。発熱の症状も加わったため、検査を受けることを決断。結果は陽性、新型コロナウイルスに感染していた。

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その後2週間の隔離を経て、体調はもとに戻ったものの、再度の検査でも陽性が続いた。さらに1週間以上が経ち、ようやく陰性を示したのが4回目のテストでのこと。胸をなでおろしたが、「(回復後)10日間症状がなければウイルスを誰かにうつすことはないとも言われたけれど、今はまだすべてが解明されていない」と、自分からの感染拡大を恐れてなかなか練習に出向く気にもなれなかった。

「ワクチンや拡大を止めるものができれば…、ノーマルな状態が何かは分からないけれど、ウイルス以前の世界に戻れるんじゃないかと思う」というのが、当事者になった人の内心だ。「抗体を持っていればいいけれど分からない」と今も外出も極力控え、ソーシャルディスタンスや手に触れるものにいっそう気を払うようになった。体験談を聞かれることもあるが「楽しいものじゃないわね」と苦笑い。「でも私は悪いことをしたわけではないから。ウイルスはそこら中にいる。どう共存するかを考えなくちゃいけない」

厳しい自粛期間を経て、5カ月ぶりのシーズン再開戦。「最高のコース。グリーンもフェアウェイも美しい。グリーンを外すとラフが深くてすごく難しいけれど。とにかくプレーできて幸せ。ツアーが、競技が、プレーが恋しかった。存分に楽しみたい」。首位と5打差の通算イーブンパー13位から最終日に臨み、3日間を完走する。

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