2020年 LPGAドライブオン選手権

2週後に再開予定の米女子ツアー 感染対策、観客動員は?

2020/07/16 17:54
日本勢は河本結が再開初戦から参戦予定※写真は2019年「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」

新型コロナウイルス感染拡大の影響で2月の「ISPS HANDA オーストラリア女子オープン」を最後に中断した米女子ツアー(LPGA)は、7月31日開幕の「LPGAドライブオン選手権」(オハイオ州インバネスクラブ)から再開を予定している。複数の海外メディアが感染対策など開催に向けた動きを報じた。

約6カ月ぶりとなるツアー再開。選手、キャディを含めた大会の全関係者は唾液検査を大会の1週間前と会場到着後の2度行うほか、毎日の問診票と検温の記録を義務づけ、施設内に検査室を設けるなど入念な感染対策が講じられる。

月曜日に検査を受けた選手には翌火曜日の午後3時までに結果を通知。結果を待つ間はソーシャルディスタンスを保てばコースで練習することができる。陽性と判定された選手には、隔離期間中の手当としてツアーから5000ドル(約53万円)が支給される。

翌週の第2戦「マラソンクラシック by Dana」(オハイオ州・ハイランドメドウズGC)では、参加アマチュアにも検査を実施した上で2コースを用いて2つのプロアマ戦を行う。観客を動員する場合は1日2000人以下の入場制限を行う方針を明らかにしており、ギャラリー入場可否の判断は今週末までに出るとしている。

LPGAは米国本土で2試合を行った後、翌週から「ASIスコットランド女子オープン」(ルネッサンスC)、今季メジャー初戦「AIG全英女子オープン」(ロイヤルトルゥーンGC)とスコットランドで2連戦を組んでいる。

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