米女子ツアーは7月末新規大会で再開 2戦目に観客動員へ
2020/06/17 08:56
全米女子プロゴルフ協会(LPGA)は16日、新規大会として7月31日開幕の3日間大会、「LPGAドライブオン選手権」(オハイオ州・インバネスクラブ)開催を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断していたシーズンの再開戦となる。同23日の開幕を予定していた「マラソンクラシック by Dana」(オハイオ州・ハイランドメドウズGC)は8月6日からの開催に遅らせ、初めて観客を入れる。
「LPGAドライブオン選手権」は冠スポンサーをつけず、プロアマ戦を行わない無観客試合になる。再開第2戦「マラソンクラシック」と同じオハイオ州で開催し144人が出場。米女子ツアーは2月中旬の「ISPS HANDA オーストラリア女子オープン」を最後に開催されておらず、同州での2連戦で約5カ月ぶりの再開を迎える。
当初「東京五輪」期間として試合予定がなかった週に移動にした「マラソンクラシック」は同州のマイク・デワイン知事の承認により観客を動員するという。LPGAコミッショナーのマイク・ワン氏は「日程の調整をしてくれたスポンサーには感謝している。新たな大会を入れられたことで、マラソンクラシックで観客を入れる前に様々な対策ができそうだ」とコメントした。