通算8度の賞金女王に輝いたアニカ・ソレンスタム（写真は2016年KPMG女子PGA選手権）

女子ゴルフ界のレジェンド、アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）は自身の財団を通じて下部シメトラツアー選手支援のため5万ドル（約540万円）の助成金を拠出すると発表した。申請を行えば、100人の選手が1人当たり500ドルの支援を受けられるとしている。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月初旬に1試合を開催していたシメトラツアーも中断。レギュラーツアーへの昇格は例年の半分となる5枠に減り、昇格は今季8試合以上が行われた場合に限られる。シード外から出場資格を争う予選会（Qスクール）も中止が決まっている。

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ソレンスタムは米ゴルフウィークの取材に「財団から巣立った多くの選手がシメトラツアーで戦っている。彼女たちのためにできることを探したかった」とコメント。

昨年ソレンスタムが開催したイベントには60を超える国から600人以上の女子選手が参加。毎年5つの大陸で6つの女子のトーナメントを主催しており、これまで財団を通じて60人が米女子ツアーのツアーカードを獲得したという。