“史上最も遅い”女子メジャーへ 「全米女子オープン」は12月に延期
2020/04/03 23:09
6月4日開幕を予定していた「全米女子オープン」(テキサス州・チャンピオンズGC)が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて12月に延期されることが決まった。3日、主催する米国ゴルフ協会(USGA)が発表した。
新たなスケジュールは12月10日開幕。日照時間が短くなることを考慮し、予選ラウンドはチャンピオンズGCのジャックラビットコース、サイプレスクリークコースの2コースを使用する。
USGAのマイク・デービスCEOは「新しいスケジュールを探す中でLPGAと放送パートナーのFOXの協力に感謝したい。私たちの優先事項は、全米オープンに関わるすべての人々の安全を確保しながら、今年も世界最高の選手たちに競争の機会を提供することだ」と述べた。
すでに今月27日に行われるはずだった日本地区最終予選会が中止となるなど本戦参加資格の見直しは進めていたが、延期決定に伴い、「従来の出場資格の見直しも必要。決まり次第、発表する」と強調した。
米ゴルフチャンネルによると、これまで最も遅い時期に終了した女子のメジャーは1965年の「タイトルホルダーズ」。11月28日に最終日を迎え、キャシー・ウィットワースが制した大会だった。