2020年 ISPS HANDA オーストラリア女子

河本結は世界の厳しさを実感「本当に甘くない」

2020/02/14 19:32
予選カットに1打足りず予選落ちとなった(※大会提供)

◇米国女子◇ISPS HANDA オーストラリア女子オープン 2日目(14日)◇ロイヤルアデレードGC(オーストラリア)◇6689yd(パー73)

今季から米ツアーを主戦場にする河本結は「74」でプレーし、通算1オーバー82位で2試合連続でカットラインに1打届かず予選落ちとなった。

前半から一進一退のプレーを展開し、後半16番(パー3)でダブルボギー。「夢を諦めなければいけないのかな…」と闘志も消えかかる中、続く17番(パー5)で意地のイーグルを決めたが、及ばなかった。

1月の「ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ」で8位に入り、上々の米ツアーデビューを飾っていたただけに「(先週は予選落ちでも)結構ケロッとしていて、今週もそんな感じなのかなと思っていた」。現実は違った。「自分の精一杯のゴルフでしたし、去年の調子の悪かった時期に比べて、成長したゴルフが出来ているんですけど、(2週とも)予選を通れないというのは、自分の力不足もありますけど世界との差なのかなと感じます」と重く受け止めた。

新型肺炎の感染拡大の影響で中国・海南島で開催予定だった「ブルーベイLPGA」の中止を受け、国内ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)に出場する見込み。「本当に甘くないですね。日本から出てきて、そう上手くはいかないなと思いました。やっぱり夢と現実は違うのかなと感じました」。かみしめた悔しさを日本での爆発につなげる。

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