原英莉花「楽しみの一言に尽きる」バースデーウィークの雪辱戦
2020/02/13 07:15
◇米国女子◇ISPS HANDA オーストラリア女子オープン 事前(12日)◇ロイヤルアデレードGC(オーストラリア)
原英莉花にとっては2日目に崩れて予選落ちした前年の雪辱戦になる。大会3日目の15日に21歳の誕生日を迎える2020年初戦の予選同組は同学年の河本結だ。「調子は悪くないので、しっかりと試合で戦いたい。楽しみの一言に尽きる」と力を込める。
この日は練習場などで最終調整。2カ月半ぶりの試合で「本当に久しぶりなので、今までにない気持ちですね。少し緊張感があります」。4日に現地入りし、計3ラウンドしてコースを確認してきた。
今オフは師匠で男子プロ・尾崎将司の自宅、“ジャンボ邸”の練習場に通いつめ、「お尻が鍛えられるんです」と広大なバンカーで走り込んだという。海に近いコースは強い風が吹くことも予想され、「低い球を打てるようにやってきました。低い球でボールを止めなければいけない」と戦略を口にした。
前週「ISPS HANDA ヴィックオープン」で1打及ばず予選落ちした河本は「英莉花の身体つきを見て、トレーニングをしてきたのが分かるくらい仕上がっていた。気が引き締まりました」と気合を入れた。
「風が吹くとフェアウェイが硬くなる。良いところに打っても転がったりするのでマネジメントが重要になったり、グリーン周りのアプローチが難しくなる」と警戒しながらも、「まあ、悪いコンディションでも楽しんでできれば良い。『レッツエンジョイ』で頑張ります」と話した。