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渋野日向子はショットに違和感 英語に課題も

◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 2日目(9日)◇瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)◇6659yd(パー72)

スタートから4ホールで3バーディ。「自分もどうなるかと思った」という渋野日向子だが、中盤はショットがブレ始めてスコアを伸ばせず、2日連続での「69」。通算6アンダー7位としたが、首位との差は2打から6打に広がった。

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澄んだ青空と緑のフェアウェイに、紅葉を想起させる赤いチェック柄のシャツが映える。渋野は1番(パー5)で2オンに成功してバーディとすると、3番、4番と前日苦しんだスライスラインの3~4mをことごとくねじ込んで、バーディを重ねていく。「あんな距離が入ったらすごくいい。1mが入るより、めっちゃ気持ち良かったです」と笑顔がはじけた。

だが、好調なグリーン上とは対照的に、この日はショットに違和感が出始める。「ボールを打つ瞬間に怖がっているのか…だんだん(ショットが)右手前になってきた。ぜんぜん打ち切れていなかった」と徐々にチャンスも少なくなり、7番ではアプローチをミスしてボギーとした。

17番(パー5)でようやくこの日4つ目のバーディを奪ったが、最終18番(パー5)は3打目のウェッジショットがピン手前からバックスピンと傾斜で戻ってパー止まり。「最後も獲りたかったけど、突っ込めなかった分、あれだけ戻ってきてしまった。3パットしなくてよかったです」と苦笑いで締めくくった。

途中、同組のニコラ・ラーセン(デンマーク)とグリーン上のマークについてやり取りする場面があったが、「(言葉が通じなくて)なんかちょっとため息をつかれちゃって、『あー、すいません』って…。英語を頑張ろうと思いました」とちょっぴり凹む経験も。

首位の鈴木愛との差は6打。国内女子ツアーの賞金女王争いも残り4戦と佳境を迎えている。「あすはかなりのスコアを出さないといけないと思うので、最初から攻めていきたい。これから練習して(ショットの)違和感を取りたいです」と、あすも1打でも良いスコアを目指すだけだ。(滋賀県大津市/今岡涼太)

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