米国女子ツアー

中国に登場のアニカ「優勝のチャンスはまだある!」

2008/10/24 10:30

―アニカ、グランド・チャイナ・エアLPGAへようこそ。もう丸一日くらいここにいますよね。海南島はいかがですか?

アニカ・ソレンスタム「ありがとう。ここまでは満足しています。ただ、イメージと違いましたね。中国といえば、北京と香港には行ったことがあるのですが、そことは大分違いますね。ただこの場にいられて嬉しいです。私にとってもLPGAにとっても、巣晴らしい1週間になると思います」。

―トップ選手が集まりました。そしてあなたは引退に一歩ずつ近付いています。ここでトロフィーを手にして、さらにもういくつか加えられる自信はありますか?

アニカ・ソレンスタム
「もちろん。それが最高じゃない。まだチャンスはありますよ。残り6イベントになりましたが、素晴らしい時を過ごすことができています。確かに6月に身を引くと発表してから、望むようなプレイはできていません。もう何個かトロフィーを手にして去ることができれば良いですね」。

―この1年には満足していますか?

アニカ・ソレンスタム
「そうね。特にやり直したいと思うこともありませんし、ただ毎週予想以上に忙しいなとは感じています。トーナメントに集中しようとしているのですが、ちょっと違う環境にはなってしまっています。それでもこうやってみんなにお別れを言うことができて、とても満足した気分でいます」。

―あなたが引退した後のLPGAはどうなると思いますか?特にアジア人や中国人選手が今
後LPGAにどのような影響を与えるかなど。

アニカ・ソレンスタム
「良い質問ですね。私がプレイしてきたここ15年でも、LPGAは大きく変化してきました。ゴルフのレベルは上がっていますし、国際的なツアーへと進化しています。アジア人選手も増えていますよね。今後5年、10年でどうなるか予想するとしたら、こういう選手がどんどん増えて行くと思います。LPGAでプレイする中国人選手も間違いなく増えるでしょうね。今週ここでの大会が、その手助けになると思いますよ。だからこそ、私はこのトーナメントをサポートしたいなと感じているんです」。