「新興リーグの終焉を告げるもの」サウジアラビア系ファンドがLIVゴルフへの資金提供打ち切り 米WSJ報じる
サウジアラビア政府系ファンド「PIF」がLIVゴルフへの資金提供打ち切りを決めた、と米ウォールストリートジャーナル(WSJ)が29日に報じた。
PGAツアー(米ツアー)を上回る高額賞金のLIVが資金援助なしに継続するのは難しく、同紙は近日中にLIVのスタッフ、選手に“打ち切り”を通達し、「新興リーグの終焉を告げるものになるだろう」としている。
英フィナンシャルタイムズなどが15日に「LIVからのPIF撤退は寸前にある」と報じ、それを受けてLIVのスコット・オニールCEOが「リーグは計画通り全速力で継続される」とするメールをスタッフに送って報道を否定。しかし、28日には6月開催予定だった「ルイジアナ大会」の期日を決めない延期が表面化して動向が注目されていた。
LIVはPGAツアー(米ツアー)からフィル・ミケルソン、ダスティン・ジョンソン、ブライソン・デシャンボーらを高額契約で引き抜き、2022年にスタート。しかし、23年末に加入した元世界ランキング1位ジョン・ラーム(スペイン)を最後に“大物”との契約はなく、今年1月にはブルックス・ケプカがPGAツアーに復帰。パトリック・リードも離脱し、足並みの乱れが目立っていた。
LIVと対立関係にあるPGAツアーのブライアン・ラロップCEOは今回の問題について「対応すべき機会があれば対応する」と述べるなど、LIV消滅となった場合の選手受け入りについて検討の余地があることを示唆している。