アマ・その他ツアー

レジェンドチャリティ 被災地から子供たちを招待

2013/05/12 18:19
大会で招待した石巻市の子供たちと記念写真に収まる中井貴一氏と池田勇太

子供たちへの支援を行うために始まった「ザ・レジェンドチャリティプロアマトーナメント」。今年で5回目の開催となったが、今年はサン・クロレラの支援のもと、東日本大震災の被災地、宮城県石巻市から子供たちを招待し、トーナメントに携わるボランティアを体験。多くのプロや著名人たちとふれ合った。

参加したの小学校3年から6年生までの5人。彼らは震災後、転校を強いられたが、新しい友達もでき元気に過ごしているという。4名がゴルフのトーナメントを観戦するのが初めてで「びっくりしました。すごい迫力がありますね」と驚きの表情を浮かべた。

子供たちは「お静かに・・・プレー中です」というプラカードを持ち、選手がアドレスに入るとさっと頭上にかざして、しっかりと仕事をこなした。

また、ラウンド中の青木功からは「遠くからよく来たね、楽しんで行ってね」と声をかけられ、大会が用意した日よけのキャップに、1人ずつサインをもらった。さらに、最終組でプレーし、プロの部で優勝した池田勇太、著名人の部で優勝した中井貴一と記念写真に収まった。

実行委員の青木は「あの子たちは、いい思い出になると思うよ。来年もこの大会は続けるから、もっと多くの子供たちに参加してもらいたいね」と話す。今年は大会初日にプロの夫人6名が参加した「ワイヴコンペ」を実施。「来年もいろいろ考えているから楽しみにしてもらいたいし、たくさん報道してくれよ」と早くも次なる策を講じる。(千葉県佐倉市/本橋英治)

子供たちの帽子にサインをし語りかける青木功
館ひろし氏の背後では石巻市から来た5人の子供たちがしっかりとボランティアを行っていた