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大会連覇!“シニアプロ”として覚醒した羽川豊の野望

2014/08/24 18:34


静岡県にある裾野カンツリー倶楽部で開催された、国内シニアツアー「ファンケルクラシック」の最終日。初日から首位に4選手が並ぶ混戦の中、一歩も退かずに首位をキープし続けた羽川豊がゴール前で頭一つ抜け出し、通算7アンダーで大会連覇を飾った。「実感が湧かない。苦しかった」。ベテランらしく静かに勝利の味を噛みしめた。

羽川が苦しんだ理由の1つは、不慣れな初日からの好位置にあったという。「僕は(下から)まくるのは慣れているけど、ひとときも気の抜けないところ(首位)にいたから」。シニアツアー3勝目。確かに、2011年の初優勝は最終日に4打差を追い上げてプレーオフで手にしたものだったし、昨年大会の通算2勝目も最終日にコースレコードの「62」をマークして9打差からプレーオフへと持ち込んだ末の優勝だった。

決して得意な展開ではなかったが、「今年まだ未勝利で、早めにどこかで勝っておきたかった」との思いが、スコアに現れた1週間だった。シニアツアー参戦4年目となる今シーズンは、昨季賞金ランク4位の資格で、米チャンピオンズツアー「全米プロシニア」に出場。テレビですっかりおなじみとなった「解説者」の肩書ではなく、「選手」として渡米し、プレーしたことで刺激を受けたという。

「(賞金ランク4位に入って)また出場権を手にしたい」。チャンピオンズツアーで活躍するかつてのライバル、名選手たちのパワフルさを目の当たりにし、負けてはいられないプレーヤーの闘争本能が呼びさまされた。新たに身につけた解説者目線で「パットでショートしちゃって、『びびってる』と言われたくないので、強めに打ったり」と、自分に発破をかけられるのは、シニアプロ羽川ならではの成長分だろう。

今大会を終え賞金ランク首位に浮上し、2年連続渡米の可能性は現実味をグンと増した。

ひとまずは、今年10月に開催される「日本シニアオープン」での優勝を次の目標に掲げている。専修大学入学後の1976年から4年連続で手にした「日本学生選手権」、そしてプロ転向から2年後の1981年に獲得した「日本オープン」と、各年代の“日本タイトル”を手中に収めてきたゴルファー人生だ。「(“日本タイトル”は)ゴルファーの目標。最高のモチベーションになる」と、ビッグタイトル収集への欲は尽きることがない。

「しぶとくやらないとダメね。あきらめなければ結果は必ず出る――」。

加齢を受け入れ、怪我や故障に悩まされる選手が多い国内シニアツアー。自身もこの1年で2度のぎっくり腰を患った羽川は、そうメッセージを添え、広島市北部を襲った土砂災害の義援金として、PGAを通じて優勝賞金の10%を寄付することを明らかにし、優勝会見を締めくくった。(静岡県裾野市/糸井順子)

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