2012年 第13回スターツシニアゴルフトーナメント

攻略の鍵は難攻不落のグリーン?植田が連覇に挑む!

2012/06/07 17:01
8番(パー3)でチップインバーディを決め、手を挙げて喜ぶ前回覇者の植田浩史

国内シニアツアー開幕戦「第13回スターツシニアゴルフトーナメント」が8日(金)、千葉県の平川カントリークラブでいよいよ開幕する。国内男子ツアーから遅れること約2ヶ月、その開幕を控えた前日7日(木)にプロアマ戦が行われ、出場選手たちは18ホールのラウンドを行った。

前回2010年大会(※2011年は開催されず)の優勝者である植田浩史もこの日、プロアマ戦に出場し、最終調整に臨んだ。成田ゴルフクラブから会場を移した今大会。植田は「コースの印象は非常に手入れが行き届き、レイアウトも素晴らしい」と賞賛する一方で、「グリーンは非常に難しいね」と頭を抱える。ラウンド中、プロもアマチュアも、グリーンオンしても、容易く出てしまう3パットに悩まされていた。

「今日は恐る恐る打っていた感じ。まだ自分の感覚とグリーンのスピードが合っていないのでタッチを合わせられるようにしないと」と、この難攻不落のグリーンに、植田自身の課題を挙げた。

年々、飛距離が落ちてきていると話す植田だが、「本番になれば(飛距離も)もう少し出るかな」と手ごたえも。さらには「(飛距離が落ちたことによる)リカバリー、方向性は悪くない」と自信も覗かせる。「連覇?いいプレーができれば最高ですけど・・・。とにかく自分のベストなプレーができるように頑張ります。あとはボールに聞いてください(笑)」と、穏やかに、前回覇者の堂々たる笑顔を向けた。(千葉県千葉市/糸井順子)

2012年 第13回スターツシニアゴルフトーナメント