2011年 富士フイルムシニアチャンピオンシップ

キム・ジョンドク、国内シニア初の韓国人賞金王誕生!

2011/11/05 16:59
賞金王タイトルを獲得したキム・ジョンドクは、来季は国内シニアツアー、韓国のレギュラーツアーを中心に出場する

2011年度の国内シニアツアーは、今週の「富士フイルムシニアチャンピオンシップ」で閉幕。8月の「ファンケルクラシック」、10月の「皇潤カップ日本プロゴルフシニア選手権大会」で2勝を挙げたキム・ジョンドク(韓国)が、国内シニアツアーでは初の韓国人賞金王のタイトルを手にした。

シニアツアールーキーとして参戦したキムは、開幕から圧倒的な強さを見せ、全8戦中、優勝を含む7戦で、トップ10フィニッシュの常連として、リーダーズボードにその名を連ねた。キムは母国韓国ツアーの賞金王も確定しており、両国W受賞の快挙を達成している。「韓国と日本、両方の賞金王、気持ちいいね」と喜びを表現した。

目下、アメリカのチャンピオンズツアーへの挑戦を希望していたキムだが、今年は手違いでQTの受験が出来なかった。「マネーリーダーになって得られるチャンピオンズツアーの出場資格があるから、まずはそこで勝てるように練習する」とさらなる飛躍を目指す。

昨年はレギュラーツアー男子のキム・キョンテ、女子のアン・ソンジュが揃って賞金王、女王のタイトルを獲得している。ゴルフ界においても“韓流ブーム”はまだまだ続きそうだ。(千葉県木更津市/糸井順子)

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