金子柱憲、シニアデビュー戦でまさかの途中棄権!
2011/07/06 17:03
国内シニアツアー「トータルエネルギーCUP PGAフィランスロピーシニアトーナメント」にルーキーとして登場した金子柱憲だったが、デビュー戦は背筋痛による棄権を余儀なくされ、ショックを隠し切れない。
その理由は、筋力アップを図るにあたり、取り入れた「バットスイング」が理由だと言う。シニアツアーデビューに向け、8日くらい前に始めたのだが、「痛いと気づいた時点で止めとけば良かったんですよ。ぶっつけ本番の方が逆に良かったかもしれませんね」と、今大会へ向けての十分すぎる気合いが、このような不運を招いてしまった。
「今日のラウンドの途中も、痛みが走った後、軽く振っていけばいいやと思ったんですけど、振っちゃうんですよねー」と、痛みながらも試合も楽しむ。「今年は、優勝争いもしたいし、自分がこのツアーで戦えるなというものを掴めればいいですね」。
次戦は「ファンケルクラシック」に出場予定。「今年は試合に出られるチャンスがあるので、まずは体調を整えてチャレンジできるようにしたいですね」と、この悔しさを次戦に繋げる。金子と言えば今年2月、“トップスポーツマネジメント”を学ぶために早稲田大学大学院に入学、トーナメントと勉強の2足のわらじで大忙しだ。「学校は、今月いっぱいはスケジュール的に忙しいけど、来月からは余裕もできるのであと少し頑張ります」と本業のゴルフに打ち込める態勢を万全にして次戦に臨む。【埼玉県大里郡/糸井順子】